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THE WORLD HERITAGE Asia No.asia13 |
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国名 |
中国 |
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遺跡名称 |
北京と瀋陽の明・清王朝皇宮 |
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登録年・遺産種別 |
１９８７年/２００４年拡張・文化遺産 |
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訪問日 |
２００７年９月２４日 |
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備考 |
http://allabout.co.jp/travel/worldheritage/closeup/CU20070411A/ |
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■北京と瀋陽の明・清王朝皇宮は、中華人民共和国にあるユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された遺産名である。 |
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■故宮博物院（紫禁城） 紫禁城はその入り口から世界最大だ。まずは毛沢東の肖像で有名なあの天安門。天安門が隣接する天安門広場は縦約900m、横500mの世界最大の広場で、50万人を収容することができるという。毛沢東が建国宣言を行い、天安門事件が起こったのもここ。中国の国章にも天安門の図柄が採用されており、中国のまさに象徴である。 |
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■世界最大の広場から天安門を入ると、ここから奥へ向かって南北961m、左右は東西753mにわたって世界最大の宮殿が広がっている。内と外を分ける堀は幅52m、深さも6m、塀の高さは10mにもなり、日本の城壁がかわいらしく見えるほど。宮殿の総面積は72万平方m以上で東京ドーム約15個分。収められた秘宝は全盛時には117万点にも及んだ。 |
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■中国最大の木造建築物、太和殿（金鑾殿）。映画『ラストエンペラー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』『北京の55日』などの舞台にもなった。 |
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■城内は大きくふたつの部位に分かれている。天安門から入ってすぐにある外朝と、その奥に広がる内廷だ。外朝は皇帝が朝廷の仕事を行う場所で、内廷は皇帝やその家族の住居となっていた。
■威圧感あふれるのが外朝の午門、太和殿、中和殿、保和殿と続く建物。特に紫禁城の中心と言える太和殿は、映画『ラストエンペラー』で、まだ幼かった皇帝・溥儀に並み居る家臣がひれ伏すシーンで有名だが、これを見ればひれ伏したくもなるというもの。実際重要や式典などはこの太和殿で行われた。保和殿は科挙の最終試験である殿試が行われていた。 |
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■その奥が内廷で、歴代のべ24の皇帝が暮らした居住スペース。皇帝や皇后の居室から寝室、庭園まで、数多くの建物や部屋が集中している。有名なのは玉座が置かれた乾清宮や、結婚式や宗教行事が行われた坤寧宮、故宮博物院の正門となる神武門など。それぞれの部屋に歴代皇帝のドラマが詰まっている。 |
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■部屋数は永遠を表す「久」にちなんで９並びの9999部屋と半部屋で、計9999.5部屋あると言われている。これを造るために約15年間、一説ではのべ100万人の労働力が投入され、掘り返した土は紫禁城の北に盛り上げられて山となり、現在も景山公園として紫禁城を見下ろす絶景ポイントとしてにぎわっている。 |
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■重厚で想像を超えた大きさの建物も全体もほぼシンメトリー（対象型）で構成されており、その秩序に乱れはない。天安門から入って奥へまっすぐ歩いていくと巨大な広場と巨大な建造物が次々と現れて、そのたびに「ここが世界の中心なのだ」という自負と、世界の隅々にまで威を唱えようという強烈な意志を感じる。 |
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